白菜の収穫は、結球した玉を手で押さえて、しっかり締まってきたものから順に行います。すべての株を同じ日に収穫する必要はありません。大きさ、虫食い、寒さの進み具合を見ながら、食べられる株から少しずつ収穫すると家庭菜園では扱いやすくなります。
この菜園では、12月上旬に白菜の収穫を始めました。お世辞にも出来が良いとはいえませんでしたが、小さいながらも形が整ってきた株は、鍋や汁物に使える程度まで育っていました。
白菜の収穫時期は、結球の締まり具合で見る
白菜は、玉の頭や両側を手で押さえたときに、ぎゅっとかたく締まっていれば収穫の目安になります。ふわふわしていて軽い感じがする場合は、まだ内側の葉が詰まりきっていないことがあります。
タキイ種苗の資料でも、結球部の頭を押さえてかたく締まった感じがすれば収穫できるとされています。品種や作型によって日数は変わるため、家庭菜園では「種まきから何日」だけでなく、実際の締まり具合を必ず確認します。
| 見るところ | 収穫しやすい状態 | もう少し待つ状態 |
|---|---|---|
| 玉の頭 | 手で押すとかたく締まっている | ふわっとして軽い |
| 玉の形 | 小さくても形がまとまっている | 葉が開き気味でまとまりが弱い |
| 外葉 | 多少傷んでいても中の玉が使える | 虫食いが激しく、中まで筋だらけ |
| 季節 | 寒さが強まり、急成長が見込みにくい | まだ暖かく、生育の余地がある |
12月上旬、出来はいまいちでも初収穫
今年は直播き、苗作り、マルチなし、マルチありと栽培に色んなバリエーションがあって、成長の具合も様々でした。成長の時期がそれぞれ異なるので、大きさは違うし、虫食いの被害があるものと少ないものが混在しています。
全体的にはあまりうまく栽培できたとはいえませんが、とりあえずミニ白菜くらいの大きさまで成長して、収穫できる程度にはなっていました。虫食いで筋だらけになっているものはさすがに収穫できませんが、小さいながらも形が整ってきたものはもう収穫しても大丈夫です。
もう12月に入って寒さが厳しくなり、急激な成長も見込めないでしょうから、ぼちぼち収穫して消費しなければなりません。大きさはイマイチですが、逆に小さい方が柔らかくて食べやすいのは間違いありません。早速、今日1株収穫して鍋や汁物に調理しました。
小さい白菜から順々に収穫する考え方
家庭菜園では、全部の白菜が同じ大きさにそろうとは限りません。今回収穫したのは、マルチを敷いていない方の畝で栽培した白菜です。今後しばらくはマルチなしの畝から収穫して、なくなったらマルチを敷いてある畝から収穫したいと思っています。
マルチを敷いてある畝なら、12月といえども若干の成長が期待できるからです。朝晩は冷え込みますが、晴天の日中なら気温も上がって結構暖かくなります。まだ小さい株は、すぐに全部取らず、少しでも太らせる余地を残しておくのも一つの考え方です。
収穫が遅れそうな白菜は外葉で守る
収穫期に達した白菜を寒い時期まで畑に置く場合は、外葉を寄せて玉を包み、ひもでしばって防寒する方法があります。特に霜が強くなる地域では、玉の凍害を防ぐ目的で行います。
ただし、虫食いがひどい株や中まで傷んでいる株は、無理に長く畑に置いても品質がよくなるとは限りません。使える株は早めに収穫し、まだ伸びそうな株は残す、というように畝の中でも順番を分けて考えると無駄が少なくなります。
白菜の収穫方法
収穫するときは、玉を少し斜めに倒し、外葉と玉の間に包丁を入れて株元を切ります。外葉を数枚つけて切ると、玉を傷めにくく、台所へ持ち帰るときも扱いやすくなります。
- 玉の頭と横を押して、締まり具合を確認する
- 外葉の傷みや虫食いが中まで進んでいないか見る
- 収穫する株を斜めに倒す
- 外葉と玉の間に包丁を入れて、株元を切る
- 傷んだ外葉を落として、料理や保存に回す
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