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白菜の虫食い対策|筋だけになった実例と防虫ネットの必要性

虫食い被害の白菜①(10月下旬) はくさい
虫食い被害の白菜①(10月下旬)
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白菜は葉がやわらかいため、虫食いが広がると短期間で葉脈だけが残るような姿になることがあります。この菜園でも、種まきや苗作りをして育てていた白菜が、10月下旬には虫に食べられて筋だけのような状態になってしまいました。

ここまで被害が進むと、あとから対策しても元の姿に戻すのは難しくなります。白菜の虫食い対策は、被害が見えてから慌てるよりも、種まき後や苗の植え付け直後から防虫ネットや不織布で守ることが大切だと実感しました。

白菜が虫食いで筋だけになった実例

種まき、苗作りと苦労を重ねた白菜の栽培ですが、生育の途中で虫食いにやられてしまいました。写真を見ると、葉の柔らかいところだけが広く食べられ、葉脈が目立つ状態になっています。

こうなる前に対策を打っておけば良かったのですが、なかなか手が回らないうちに被害が拡大してしまいました。今ではとても白菜と呼べる代物ではなく、まるで畑に置かれたオブジェのようになっています。こうしてみると、改めて白菜栽培の難しさを痛感しました。

10月下旬に虫食いで葉脈が目立つ白菜
虫食い被害の白菜①(10月下旬)
10月下旬に葉を大きく食べられた白菜
虫食い被害の白菜②(10月下旬)
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この畑ではバッタの食害が目立った

畑に行くたびに、バッタが白菜の葉を食べているのを見かけました。そのため、この菜園ではバッタによる食害が大きかったと考えています。ただし、白菜につく害虫はバッタだけではありません。アオムシ、コナガ、ヨトウムシ、アブラムシ類なども白菜の被害につながります。

虫の種類を正確に見分けるのは難しいこともありますが、初心者の場合は「穴が少しある」「葉裏に虫や卵がある」「芯の近くまで食べられている」のどの段階かをまず確認すると、次の判断がしやすくなります。

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虫食い白菜は復活するのか

外葉に少し穴が空いている程度なら、その後の葉が育って収穫まで持ち直す可能性があります。一方で、写真のように葉の大部分が食べられ、株の勢いが落ちている場合は、完全に復活させるのは難しいと感じました。

状態判断の目安次にすること
外葉に小さな穴がある芯が残り、新しい葉が出ている虫を探して取り、防虫ネットで守る
葉裏に卵や幼虫がいる被害が広がる前の段階葉裏を確認し、見つけた虫を取り除く
葉脈だけが目立つ光合成する葉がかなり少ない回復は期待しにくい。次の株を優先する
芯まで食べられている結球しにくくなる可能性が高い早めに見切り、次作の予防策を考える

ここまで虫食いがひどいと、今さら何をしても無駄なので、これらの白菜については放置せざるを得ませんでした。ただ、栽培時期をずらした株はその時点で被害が少なかったため、そちらは何とか収穫にこぎつけることができるかもしれないと考えていました。

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防虫ネットは被害が出る前に張る

根本的な対策は、防虫ネットや不織布でトンネルを作ることだと思います。防虫ネットは、虫が飛んできて葉に卵を産んだり、若い葉を食べたりする前に張っておくことで効果を発揮します。茨城県の資料でも、ハクサイを含むアブラナ科野菜の飛来性害虫対策として、防虫ネットやべたがけ資材による被覆が紹介されています。

農研機構のハクサイ防虫ネットトンネルの成果情報では、細かな目合いのネット、裾を土に埋めること、区画を細かくすることがポイントとして示されています。ネットを張っても隙間があると虫が入るため、初心者ほど「張ったつもり」にならないよう裾の処理を確認したいところです。

  • 種まき後、または苗の植え付け直後から覆う
  • 裾を土で押さえ、隙間を作らない
  • 葉がネットに強く触れすぎないよう、支柱で空間を作る
  • 水やりや追肥のときに、葉裏と芯の近くを確認する
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農薬を使わないなら、早めの物理防除が重要

野菜栽培のテキストなどでは、白菜の栽培は農薬なしでは難しいと書かれていることがあります。この菜園では農薬を使わない方針なので、次回は防虫ネットなどを使って、虫が入る前に守る栽培にしたいと考えています。

農薬を使う場合は、対象作物、対象害虫、使用時期、使用回数などが決められています。使用する場合は、必ずその時点の製品ラベルや公的な農薬登録情報を確認してください。農薬を使わない場合でも、虫を見つけてから手で取るだけでは追いつかないことがあるため、ネットや不織布で先に防ぐ考え方が大切です。

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虫食いの白菜は食べられるのか

虫食い部分が少しあるだけなら、傷んだ葉や虫のいる部分を取り除き、よく洗って使える場合もあります。ただし、腐敗している、異臭がある、虫やふんが多く残っている、食べることに不安がある場合は無理に食べないほうが安心です。

写真の白菜は、収穫して食べるというより、栽培の失敗例として残しておきたい状態でした。家庭菜園では、収穫できなかった株にも「次は何を早めるべきか」という大事な手がかりがあります。

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