白菜の収穫は、玉を押してかたくしまってきたら適期です。ただし、家庭菜園では一度に食べきれないことも多く、畑に少しずつ残しながら収穫することがあります。
この年の菜園では、12月から2月下旬まで白菜を順々に収穫しました。結局、一株もきれいには結球しませんでしたが、日々の食卓で使う分には十分で、冬の間かなり助かりました。
| 見るポイント | 収穫・管理の目安 | この実例での様子 |
|---|---|---|
| 玉のしまり | 頭だけでなく両横を押して、かたくしまっていれば収穫適期 | まともには結球しなかった |
| 畑に置く期間 | 寒さが強い地域では外葉で包んで防寒する | 小さく不結球だったため、養生せずに畑へ残した |
| 収穫が遅れたとき | 傷み、凍害、花芽、食味の変化を確認する | 2月下旬まで大きな寒さ被害は見られなかった |
| 不結球の白菜 | 売り物のような玉でなくても、家庭用なら葉物として使える | 葉が小さく、柔らかく甘みも感じた |
白菜は収穫が遅れる前に玉のしまりを見る
白菜の収穫時期は、日数だけでなく玉のしまり具合で判断します。タキイ種苗のQ&Aでは、葉が結球し、玉の上部だけでなく両横を両手で挟んでみて、ぎゅっとかたくしまっていれば収穫適期とされています。
収穫が早すぎると未熟で、遅すぎると過熟になることがあります。品種にもよりますが、早生種は種まき後80~90日程度、中生種は100~120日程度、中晩生種は120~150日程度が一つの目安です。
ただ、家庭菜園では「すべてを一度に収穫する」より、「食べる分を順に収穫する」場面もあります。その場合は、畑に残した株が傷んでいないか、寒さで凍っていないか、外葉が大きく傷んでいないかを見ながら判断します。
2月下旬まで畑に置いた白菜の実例
この年は、昨年から収穫し始めた白菜が、2月下旬になって収穫終了間近になりました。12月から2月まで、ほぼ毎日のように白菜を食べていたため、冬の食材としてかなり重宝しました。
スーパーでも白菜は買えますが、冬は価格が上下しやすく、急に高くなることもあります。そういう時期に、畑から必要な分だけ収穫できるのは家庭菜園のありがたさです。

本来、白菜を畑で越冬気味に保存する場合は、外葉で玉を包むように寄せ、ひもなどでしばって寒さから守る方法があります。タキイ種苗の栽培マニュアルでも、外葉をしばっておくと寒さに耐えやすく、遅くまで畑に置けるとされています。
この菜園では、白菜が小さく、結球もしなかったため、外葉をしばるような養生はしませんでした。それでも大きな寒さの被害はなく、残りの株も順調に収穫できました。
結球しなかった白菜でも家庭用なら使える
この年の白菜は、売り物のような丸い玉にはなりませんでした。結球しなかった理由は一つに断定できませんが、白菜は遅まきになると温度不足で小玉や不結球になりやすいとされています。また、結球期の水分や肥料、外葉の育ち方も玉の大きさに影響します。
それでも、家庭で食べる分には十分でした。むしろ葉が小さいせいか、柔らかく、甘みも感じました。きれいな玉にならなかったから失敗と決めつけず、傷みが少なく食べられる葉があるなら、鍋物や味噌汁、炒め物などで早めに使うと無駄になりません。
収穫を遅らせるときの注意点
- 玉がかたくしまった株は、食べごろを逃しすぎない。
- 畑に長く置く場合は、外葉で包んで防寒できるか確認する。
- 凍害、腐り、葉の傷みが出た株は早めに使う。
- 結球していない株は、葉物野菜として食べられる部分を見て収穫する。
- 来季は、種まき・植え付け時期と初期生育を見直す。
あと残り5株ほどで、この年の白菜の収穫は終了でした。出来としては十分とはいえませんが、冬の間に畑から収穫し続けられたこと自体は大きな収穫でした。次に作るときは、もう少し結球のよい白菜を目指したいところです。
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