なすの初収穫は、苗を植えてから株が十分に育ち、花が咲いて実が太ってきたころに行います。この菜園では、5月上旬に苗を植え付けてから約2か月後、6月下旬に中サイズ3本と大サイズ1本、合計4本を初収穫しました。
最初の実、いわゆる「初なり」は、大きくしすぎると株の負担になりやすいとされています。この記事では、実際の初収穫の様子、収穫時に見たポイント、これから心配になる虫食い、収穫したなすを味噌炒めにした記録をまとめます。
| 確認したいこと | 見るポイント | この実例での様子 |
|---|---|---|
| 初収穫の時期 | 苗の植え付けからの日数、実の太り具合 | 5月上旬に植え付け、6月下旬に初収穫 |
| 初なりの扱い | 大きくしすぎて株に負担をかけないか | 囲いの中で大きくなっていた実を早めに収穫 |
| 収穫量 | 本数と大きさ | 中サイズ3本、大サイズ1本の計4本 |
| 次の注意点 | 葉の虫食い、株の勢い、囲いの限界 | 株が大きくなり、夏の害虫被害が心配になった |
なすの初収穫は6月下旬にできた
5月上旬に苗を植え付けしてから約2か月、ようやくなすを収穫することになりました。待ちに待った初収穫の楽しみは、どの野菜でも格別です。
外から見える実はまだ小ぶりだったので、収穫はもう少し先だろうと思っていました。ところが、囲いの中をのぞいてみると、思った以上に大きななすが生っていました。まさかこれほど大きな実ができているとは思っていなかったので、本当に驚きました。
なすは花が咲いてから収穫までの日数が比較的短い野菜です。農林水産省の子ども向け資料では、花が咲いて15〜20日ほどで収穫できると説明されています。サカタのタネの栽培資料でも、開花後15〜20日前後が収穫の目安とされています。

初なりは大きくしすぎず、ハサミで収穫する
今回の初収穫は、中サイズが3本、大サイズが1本の計4本でした。梅雨の時期だけあって葉も茎も青々としており、実もみずみずしくておいしそうでした。
実をあまり大きくしすぎると、味が落ちたり、株の勢いが弱くなったりすることがあります。サカタのタネの資料でも、1〜3番果や多く着果したときは若どりして株の負担を軽くすると、その後の生育や着果がよくなるとされています。
収穫するときは、実を無理に引っぱらず、ヘタの上をハサミで切ります。なすの枝は折れやすいため、片手で実を支えながら切ると安心です。このときも、囲いの中に生っている実をハサミで切り落とし、無事に初収穫できました。
- 最初の実は大きくしすぎない
- 実のつやと張りを見る
- 枝を折らないようにハサミで切る
- 朝や夕方など涼しい時間帯に収穫する
- 収穫後は早めに調理するか、乾燥しないように包んで保存する
6月下旬の株は青々としていた
初収穫のころのなすの株は、葉も茎もよく伸びていました。囲いから見える実は小さく見えても、葉の陰や囲いの中には収穫できる大きさの実が隠れていることがあります。



初心者のうちは、外から見える実だけで判断しがちです。株が茂ってきたら、葉を無理に折らないように注意しながら、株の内側も確認します。収穫し忘れた実は急に大きくなり、皮がかたくなったり、株の負担になったりします。
夏に向けて虫食いが心配になる
初収穫の時点では、まだ梅雨の時期なので気温もそれほど高くありませんでした。しかし、7月に入れば梅雨も明け、本格的な夏になります。毎年なすを作るたびに悩みの種となるのが害虫です。
ひどいときには、なすの葉が虫食いで穴だらけになり、日光を受ける葉の面積が極端に減って、株自体が衰弱することもあります。当菜園は無農薬栽培なので、農薬で予防するよりも、囲い、見回り、早めの捕殺などで被害を抑える必要があります。
ただし、株が大きくなると、最初の囲いだけでは守りきれなくなります。この時期からは、葉の裏、若い芽、実の表面をこまめに見て、虫食いが広がる前に対応することが大切です。
初収穫のなすは味噌炒めにした
収穫したなすは、さっそく味噌炒めにしました。なすの料理といえば、やはり味噌炒めは定番です。

豚肉、なす、いんげんを、味噌、しょうゆ、砂糖を加えてじっくり炒めました。いんげんはちょうど収穫したものがあったので、一緒に入れています。なすだけでなく、その日に採れた野菜を組み合わせられるのは家庭菜園の楽しいところです。
タキイネット通販のナス解説でも、ナスは煮もの、焼きもの、揚げもの、漬けものなど幅広く使え、特に油との相性がよい野菜とされています。初物をその日のうちに食べると、収穫した実のつややみずみずしさも味わいやすくなります。
この実例から分かること
- 5月上旬に植え付けたなすは、条件が合えば6月下旬に初収穫できる。
- 初なりは大きくしすぎず、株の負担を考えて若どりする。
- 葉が茂ると実が隠れるため、株の内側も確認する。
- 収穫は枝を傷めないようにハサミで行う。
- 初収穫後は、夏の虫食い対策と株の勢い維持が次の課題になる。
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