キウイフルーツの剪定は、基本的には収穫後に葉が落ち、樹が休眠している冬に行います。目安は12月下旬から2月頃ですが、樹液が動き出す時期に大きく切ると切り口から樹液が出やすいため、できるだけ早めに済ませる方が安心です。
この記事では、6月27日に伸びすぎたキウイの枝を整理した家庭菜園の実例をもとに、冬剪定と夏の枝整理を分けて考えます。6月の作業は本来の冬剪定とは違い、棚の上で混み合った枝を少し減らす応急的な整理として見ると分かりやすいです。
キウイの剪定時期は冬が基本
キウイフルーツの剪定適期は、収穫を終えた後の冬季です。現記事の栽培メモでも、剪定は本来、収穫を終えた後の12月下旬から2月までが適期としています。
10月や11月はまだキウイの実が生育中、または収穫時期に重なります。春になる3月以降は木の活動が活発になり、切り口から樹液とともに養分が流れ出やすくなるため、大きな剪定には向きにくい時期です。
| 時期 | 作業の考え方 | 初心者向けの注意点 |
|---|---|---|
| 12月下旬〜2月頃 | 基本の剪定時期。葉が落ち、枝の状態を見やすい。 | 混み合う枝、古い枝、不要な枝を整理しやすい時期です。 |
| 1月中を目安 | 地域や樹の動きによっては、早めに済ませる考え方もあります。 | 2月以降に樹液が出やすい地域では、遅れすぎに注意します。 |
| 3月以降 | 樹液が動きやすく、大きな剪定は慎重にしたい時期。 | 切り口から樹液が出ることがあるため、冬のうちに計画します。 |
| 6月頃 | 本格剪定ではなく、伸びすぎた枝や混み合いの整理として考える。 | 実や葉への影響を見ながら、切りすぎないようにします。 |
6月27日の実例:棚の上で枝が伸びすぎた状態
この菜園では、6月の梅雨の時期に、突発的にキウイフルーツの枝を整理することにしました。棚の上を突き抜けて2mほどにもなる枝がいくつもあり、かなり荒れた状態になっていました。


本来は冬に落葉してから剪定した方が枝を見分けやすいのですが、ここまで枝葉が密集すると、どこから手をつければよいか分かりにくくなります。葉が多い時期は、切る枝を判断しにくいことも、冬剪定が作業しやすい理由の一つです。
6月に切るなら「本格剪定」より伸びすぎ枝の整理
6月のキウイは枝葉がよく伸びる時期です。冬のように樹形全体を大きく作り直すのではなく、棚の上に90度立ち上がる枝、極端に混み合う枝、日当たりや風通しを悪くしている枝を少しずつ整理するくらいに考えると無理がありません。
この作業では、とりあえず雄の木を中心に剪定することにしました。混み合っている枝、見るからに古くなった枝、丈夫に伸びている枝などを少しだけ取り除いています。
| 見る場所 | 切る候補 | 残す判断 |
|---|---|---|
| 棚の上 | 上にまっすぐ立ち上がる強い枝 | 棚面に沿って伸ばしたい枝は残します。 |
| 枝が重なる場所 | 内側で絡み合い、日当たりを悪くする枝 | 実がついている枝や必要な枝は無理に切りません。 |
| 古く見える枝 | 枯れ込み、弱り、混雑の原因になる枝 | どの枝か分からない時は一度に切りすぎないようにします。 |
| 雄木の枝 | 受粉後に大きく伸びすぎた枝 | 雄木は受粉に必要なので、株全体を弱らせない範囲で整理します。 |
実際に切った枝と、作業して分かった難しさ
枝葉が密集していると、下の方の枝葉には日光が当たりにくくなります。風通しも悪くなるため、少しでも混み合いを減らしたいところです。

結構な数の枝を剪定しましたが、中には切ったにも関わらず、他の枝のつるに絡まっていて除去できないものもありました。絡まっている枝については、しばらく置いて枯れるのを待ってから、改めて取り除くつもりです。
全体的には、ほんの少し風通しが良くなった程度でした。キウイは生育が旺盛なので、一度で完璧にしようとせず、冬の剪定適期に改めて全体を見直す方が作業しやすいと感じます。
初心者が迷いやすい剪定判断
キウイの剪定で迷ったら、まずは「いつ切るか」と「何のために切るか」を分けます。冬は樹形を整える本来の剪定、夏は伸びすぎや混み合いを抑える整理、と考えると判断しやすくなります。
- 大きく樹形を整えるなら、落葉後の冬に行う
- 3月以降に太い枝を切る場合は、樹液が出やすいことを理解しておく
- 6月に切るなら、混み合いを減らす程度にとどめる
- 実がついている枝や必要な枝を、勢いで切りすぎない
- 絡まった枝は無理に引き抜かず、枯れてから外す判断もある
まとめ:キウイ剪定は冬を基本に、夏は伸びすぎ枝を少し整理
キウイフルーツの剪定時期は、収穫後から休眠期に入る冬が基本です。12月下旬から2月頃が一つの目安ですが、樹液が動き出す前に済ませる意識を持つと安心です。
6月の作業は、本格的な冬剪定とは分けて考えます。棚の上に伸びすぎた枝や、混み合って風通しを悪くしている枝を少し整理し、冬に改めて全体を整える流れにすると、初心者でも無理なく進めやすいです。
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