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じゃがいも栽培日記①|種芋選び・草木灰・芽かき・初収穫の記録

男爵芋の初収穫② じゃがいも
男爵芋の初収穫②
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初めてじゃがいもを育てるときは、種芋を買って植えるだけでなく、種芋を切るかどうか、切り口をどう乾かすか、芽かきや土寄せをいつ行うかで迷いやすいです。この栽培では、2月にホームセンターで男爵・きたあかり・メークインの種芋を各1kg購入し、切り分け、草木灰、植え付け、芽かき、土寄せ、試し掘りまで一通り経験しました。

結果として、新じゃがはおいしく収穫できましたが、収穫を遅らせた一部の株では芋から芽が出てしまい、食べられない状態になりました。この記事では、その初回栽培の流れを、初心者が次に同じ作業をするときに確認しやすいように整理します。

初めてのじゃがいも栽培で行った作業の流れ

時期・段階行った作業初心者が見るポイント
2月男爵・きたあかり・メークインの種芋を各1kg購入複数品種を育てると、形や食味の違いを比べやすい
植え付け前大きい種芋を2〜4つに切り分け、切り口に草木灰をつけた切り口を湿ったまま植えないよう、乾き具合を確認する
植え付け深さ25cmほどの溝を掘り、30cm間隔で並べた切り口を下にし、肥料が種芋へ直接触れないようにする
生育中芽かき、追肥、土寄せを行った芽を整理し、芋が地表へ出ないよう土を寄せる
5月1日メークインの生育を確認葉の茂り方と株元の土の量を見て、土寄せ不足を防ぐ
6月ごろ枯れ始めた株を試し掘りして新じゃがを収穫葉が黄色くなり始めた株から様子を見る
7月下旬残した株の一部で収穫遅れを経験長く置きすぎると状態が悪くなることがある
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種芋の購入と品種選び

2月、ホームセンターで「男爵」「きたあかり」「メークイン」の種芋をそれぞれ1kgずつ購入しました。初めてのじゃがいも栽培ということもあり、定番で育てやすい品種から選んでみました。

男爵は丸みのある形、メークインは細長い形というように、品種によって見た目や料理への使いやすさが違います。同じ品種ばかり育てても飽きてしまいそうだったので、今回は3品種に分けました。初めての栽培では、少量ずつ複数品種を育てると、収穫後に「次も育てたい品種」を選びやすくなります。

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種芋の切り方と草木灰処理

購入した種芋は、そのまま1個植えることもできますが、できるだけ効率よく栽培したかったので、大きさに応じて2〜4つに切り分けました。種芋を切るときは、どの切片にも芽が残るようにします。芽がない切片を植えてしまうと、発芽しにくくなります。

切った後は、切り口に草木灰をつけてから植え付けました。草木灰は、切り口を乾かし、植え付け後の腐敗を防ぐ目的で使いました。ホームセンターでも園芸資材として売られているため、種芋と一緒に用意しやすい資材です。

ただし、草木灰はアルカリ性の資材です。じゃがいもは土がアルカリ性に傾くと、そうか病が出やすくなることがあります。種芋の切り口につける程度にとどめ、畑全体へ多く入れすぎないように注意します。切り口は、草木灰をつける方法のほか、風通しのよい日陰で乾かしてから植える方法もあります。

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植え付けと肥料

鍬で深さ25cmほどの溝を掘り、種芋を30cm間隔で並べて植え付けました。切った種芋は、切り口が下になるように置きます。切り口を下にすることで、植え付け後に水分がたまりにくくなり、腐りにくくなります。

肥料は、化成肥料と堆肥を元肥として施しました。元肥とは、植え付け前または植え付け時に入れておく肥料のことです。じゃがいもでは、種芋に肥料が直接触れると傷みの原因になることがあるため、種芋のすぐ上や切り口に肥料を当てないように注意しました。

すべて並べ終えたら土を戻し、軽く踏み固めて植え付けは完了です。初めてだと「深さ」「間隔」「肥料の位置」を同時に考える必要があり、意外と迷います。作業前に溝の深さと株間だけでも決めておくと、植え付けが楽になります。

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芽かき・追肥・土寄せ

発芽後、芽がある程度伸びたタイミングで「芽かき」を行いました。芽かきとは、1つの種芋から複数出た芽のうち、育てる芽を残して、ほかを取り除く作業です。この栽培では、成長のよい芽を2本残して、ほかの芽を摘み取りました。

芽かきの後は、株の周囲に追肥として化成肥料をまき、土寄せを行いました。追肥とは、生育途中で追加する肥料のことです。土寄せは、株元へ土を寄せて畝を高くする作業です。じゃがいもは土の中で芋が太るため、土が足りないと芋が地表に出て日光に当たり、緑化してしまうことがあります。

メークインの生育状況①(5月1日)
メークインの生育状況①(5月1日)

写真は5月1日のメークインの生育状況です。葉がしっかり茂り始めると、地上部だけを見て安心しがちですが、この時期は株元の土の量も確認します。土寄せが足りないまま育つと、あとから芋が露出しやすくなります。

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試し掘りと初収穫

6月に入った頃、まだ葉が青々としている株もありましたが、枯れ始めた株を数本試しに掘ってみました。すると、皮が柔らかく丸々とした新じゃがが収穫できました。

収穫したばかりのじゃがいもは香りもよく、シンプルに煮ただけでもとてもおいしかったです。初めての栽培では、全部を一気に掘る前に、枯れ始めた株を少しだけ試し掘りすると、芋の大きさや皮の状態を確認できます。

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収穫の失敗と反省

7月も終盤になってから残していた一部の株を掘ったところ、すでに芽が出てしまっていて食べられない状態になっていました。完全に収穫適期を逃してしまいました。

せっかく育てたじゃがいもだったので、これはもったいない失敗でした。葉が枯れ始めて収穫できそうな状態になったら、天気のよい日を選んで早めに掘ることも大切です。とくに家庭菜園では、少しずつ食べながら収穫しているうちに、残した株の確認を忘れやすいと感じました。

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保存と来年への計画

今年は3kgの種芋で栽培しましたが、新じゃがの時期から少しずつ食べてしまい、保存するほどは残りませんでした。初収穫のうれしさもあり、保存分を残すというより、採れたものから食べてしまった形です。

来年は5kgほど植えて、保存分までしっかり確保できるようにしたいと思います。ただし、種芋を増やすと植え付け、芽かき、土寄せ、収穫の作業量も増えます。保存分まで狙うなら、植える量だけでなく、土寄せや収穫をまとめて行える時間も考えておく必要があります。

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この栽培日記から分かったこと

  • 種芋は複数品種を少しずつ育てると、収穫後に違いを比べやすい。
  • 種芋を切る場合は、芽を残し、切り口を乾かすか草木灰をつけてから植える。
  • 元肥は種芋に直接触れないようにし、植え付け時の位置に注意する。
  • 芽かき・追肥・土寄せは、芋の大きさや緑化防止に関わる大事な作業。
  • 収穫を遅らせすぎると、残した芋の状態が悪くなることがある。
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参考資料

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