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ジャガイモの葉が大きいのは順調?5月下旬の生育と花・収穫前の見方

じゃがいもの生育状況①(5月下旬) じゃがいも
じゃがいもの生育状況①(5月下旬)
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3月に植え付けたジャガイモは、5月下旬になると葉も茎も大きくなり、花も咲き始めていました。写真のように葉色が極端に悪くなく、株全体がしっかり立っているなら、この段階では生育そのものは順調と見てよい状態です。

ただし、葉や茎が大きいからといって、土の中の芋が必ず大きく育っているとは限りません。ジャガイモは地上部の状態、土寄せの有無、天候被害、収穫前の葉茎の枯れ方を合わせて見る必要があります。

5月下旬、葉も茎も大きく成長したジャガイモ

この年は、3月に植え付けたジャガイモの種芋が、5月下旬にはみるみる大きくなりました。葉や茎が広がり、花も咲き始めていたので、畑の見た目としてはかなり勢いがあります。

すでに追肥と土寄せは済ませていました。追肥は生育途中で肥料を追加する作業、土寄せは株元へ土を寄せて畝を高くする作業です。ジャガイモは地表近くに新しい芋ができるため、土寄せをしておくと芋の緑化や露出を防ぎやすくなります。

5月下旬に葉茎が大きく育ったジャガイモの株
じゃがいもの生育状況①(5月下旬)
畑で葉を広げて育つジャガイモの株
じゃがいもの生育状況②(5月下旬)
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ジャガイモの葉が大きいときに見るポイント

初心者のうちは、葉ばかり大きくなって芋ができていないのではないかと心配になります。実際には、葉が大きいことだけで失敗とは判断できません。次のように、葉の大きさ以外の状態も一緒に見ます。

見える状態考え方確認したいこと
葉が大きく、茎もしっかりしている生育はおおむね順調土寄せが済んでいるか、株元の芋が露出していないか
葉ばかり茂り、茎が細く倒れやすい肥料過多や日照不足、密植なども疑う株間、日当たり、風通し、追肥の量
葉が急にしおれる、黒い斑点が出る病害虫や過湿の可能性がある葉の裏、株元、畑の水はけ
葉や茎が黄色くなり始める収穫期が近づいている場合がある植え付けからの日数、天気、土の乾き具合

この畑では、葉も茎も大きく、花も咲いていたため、生育途中の見た目としては悪くありませんでした。一方で、収穫量まで決まったわけではないので、ここから先は株を倒さないこと、土を乾きすぎ・湿りすぎにしないこと、収穫時期を早まらせすぎないことが大切になります。

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花が咲いたら、土寄せと天候被害を確認する

ジャガイモに花が咲くころは、地上部の勢いが目立つ時期です。このころに株元の土が少ないと、できかけの芋が浅い場所で大きくなり、日光に当たって緑化しやすくなります。

これまでジャガイモを育てるときは、何回も追肥や土寄せをせず、植え付けたらそのまま放任気味にしていたこともありました。それでも十分に収穫できた年はあります。ただ、安定して育てるなら、芽かき後や草丈が伸びた時期に土寄せを重ねる管理のほうが安心です。

5月下旬に花が咲き始めたジャガイモの生育状況
じゃがいもの生育状況③(5月下旬)
葉と茎が大きく育ち花も見えるジャガイモの株
じゃがいもの生育状況④(5月下旬)
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葉や茎が大きくても、最後は天候次第の面がある

この時点では生育順調に見えましたが、これまでの経験からすると、あとは天候次第という気持ちもありました。ここでいう天候次第とは、大雨や台風などで葉や茎が折れたり倒れたりしないかという意味です。

ジャガイモは野菜の中では比較的育てやすい印象がありますが、以前に不作だった年もありました。たしか台風の影響で株がなぎ倒され、茎が折れて葉や茎が枯れ、結果として地中の芋が十分に大きくならなかったのです。

そのため、葉や茎が大きく育っている時期ほど、強風や大雨のあとに株元を確認します。倒れた株を無理に起こして茎を折るより、折れていないか、株元の土が流れていないか、芋が見えていないかを落ち着いて見るほうが安全です。

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収穫は葉や茎が黄色くなってから判断する

ジャガイモの収穫時期は、地上の葉や茎が黄色くなり、枯れ始めたころが目安です。葉や茎が青々としているうちは、まだ地中の芋が肥大している途中の可能性があります。

逆に、地中の芋が十分育つ前に葉や茎が折れたり枯れたりすると、その後の肥大は期待しにくくなります。先日、季節外れとされる台風が来たときは、ほんの少しの株が被害を受けました。ただ、ほとんどの株は大丈夫だったので、収穫まで無事に育ってくれればよいと見守っていました。

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この状態で次にやること

  • 株元の土が少なくなっていないか確認する
  • 葉が茂りすぎて風通しが悪くなっていないか見る
  • 強風や大雨のあとに、茎折れや倒伏がないか確認する
  • 葉や茎が黄色くなり始めるまでは、収穫を急ぎすぎない
  • 収穫は晴天が続き、土が乾いた日に行う

葉が大きいこと自体は、すぐに失敗と決めつける必要はありません。大切なのは、葉の大きさだけでなく、茎の丈夫さ、株元の土、天候被害、収穫前の黄変をあわせて見ることです。

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