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キウイ剪定の失敗例|放置して伸びすぎた棚から学ぶ剪定時期と切り方

伸び過ぎたキウィフルーツの棚① 果樹
伸び過ぎたキウィフルーツの棚①
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キウイフルーツはつるの勢いが強く、剪定しないで放置すると、棚の上が枝でいっぱいになって手がつけにくくなります。この菜園でも、剪定の方法がよく分からずしばらく放任した結果、枝が込み合いすぎて剪定が必須の状態になりました。

この記事は、きれいに整った剪定例ではなく、放置してしまったキウイ棚の失敗例です。初心者が同じ状態にしないために、何が問題だったのか、どの時期に何をすればよかったのか、写真を見ながら整理します。

キウイ剪定の失敗例:放置すると棚が枝で埋まる

「ふじやま」さんの家庭菜園では、キウイフルーツも栽培しています。関東以西の気候では育ちやすい果樹といわれますが、育ちやすいことと、剪定が簡単なことは別です。

このときは、剪定方法が分からないうえに手間もかかるため、しばらくほったらかしにしてしまいました。その結果、棚の上でつるが何本も伸び、どこを切ればよいのか判断しにくい状態になっています。

剪定せずに伸びすぎたキウイフルーツの棚
伸び過ぎたキウイフルーツの棚①
枝が込み合ったキウイフルーツの棚
伸び過ぎたキウイフルーツの棚②
放任して枝が混み合ったキウイフルーツの棚
伸び過ぎたキウイフルーツの棚③
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放任で起きた問題

写真のようにキウイの枝が伸びすぎると、まず棚の中が暗くなります。枝同士が重なり、どの枝が主枝で、どの枝を残すべきか分かりにくくなります。

キウイのつるは、地上部から伸びた主枝の先に亜主枝や側枝が広がっていきます。枝の長さは何メートルにも及ぶため、棚仕立てにしていても、定期的に整理しないとすぐに混み合います。

放置で起きやすい状態初心者が困ること
枝が何本も重なる残す枝と切る枝の判断が難しくなる
棚の中が暗くなる日当たり・風通しが悪くなる
つるが何メートルも伸びる一度に剪定する量が増えて作業が重くなる
誘引が追いつかない枝の向きが乱れ、棚全体が扱いにくくなる
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キウイの剪定時期は冬が基本

キウイフルーツの本格的な剪定は、落葉して休眠している冬に行うのが基本です。サカタのタネでは、剪定は休眠期の12月から翌2月までに済ませ、遅い剪定では切り口から樹液が止まらなくなると説明しています。タキイ種苗も、剪定の適期を12月〜翌年2月とし、2月中には完了させるよう案内しています。

JAあつぎの果樹剪定の資料では、ブドウやキウイフルーツは2月以降に剪定すると切り口から樹液が出て樹勢が弱るため、1月中の剪定が目安とされています。地域や気温で多少前後しますが、「芽が動き出してから慌てて大きく切る」のは避けた方が安心です。

時期作業の考え方
12月〜1月本格的な冬剪定を進めやすい時期
2月遅くなりすぎないよう早めに終える
4月下旬〜9月伸びた新梢の誘引・摘芯で混み合いを防ぐ
6月ごろ伸びすぎた枝を軽く整理し、棚の混雑を防ぐ
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放置したキウイを剪定するときに、いきなり全部切らない

放置して枝が混み合ったキウイを見ると、一気に全部切りたくなります。しかし、どの枝に来年実をつける枝が出るのか分からない状態で、勢いだけで切るのは危険です。

サカタのタネでは、前年に伸びた充実したつるを残し、細いつるは付け根から切り、残したつるを間隔を取って棚へ誘引するとしています。タキイ種苗では、枝を間引いて日当たりと風通しをよくし、棚では1㎡あたり2本程度の枝を残す目安が紹介されています。

初心者の場合は、まず「細い枝」「絡んで邪魔になる枝」「枯れている枝」「棚の外へ大きく飛び出した枝」から整理し、太く充実した枝をいくつか残すところから始めると判断しやすくなります。

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切りすぎが不安なときの判断

検索では「キウイ 剪定 切りすぎ」という不安も見られます。放置した枝を整理するときは、切りすぎを恐れてまったく切らないと、また棚が混み合います。一方で、枝の役割を見ずに全部短くしてしまうと、翌年の枝づくりや実つきに影響する可能性があります。

  • 細く弱い枝は付け根から整理する
  • 太く充実した前年枝は候補として残す
  • 残す枝同士の間隔を空ける
  • 棚の中に光と風が入る状態を目指す
  • 迷う枝は一度に全部切らず、冬剪定と夏の整理で段階的に見る

この菜園でも、当時は「どこを切ればよいのか」が分からないまま、わからないなりに調べて剪定へ挑戦しました。完全な正解を一度で出すより、まず放置状態を解消し、翌年以降に枝の伸び方を見ながら覚えていくのが現実的です。

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剪定だけでなく誘引と摘芯も必要

キウイは冬に剪定すれば終わりではありません。春以降に伸びた新梢を棚へ固定する作業を誘引といいます。タキイ種苗では、4月下旬〜9月に新梢を支柱へ固定し、日当たりや風通しをよくすること、伸びた新梢は葉を15枚残して先端を切り詰める摘芯で混み合いを防ぐことが紹介されています。

つまり、冬の剪定で棚を整理し、春から夏に伸びる枝を誘引・摘芯で暴れさせないことが大切です。放置してから冬に一気に直すより、伸び始めた時点で少しずつ向きを整える方が、初心者でも管理しやすくなります。

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まとめ:キウイ剪定の失敗は、放置した写真から学べる

このキウイ棚は、剪定方法が分からず放置したことで、枝が伸びすぎてしまった失敗例です。ただ、写真で見ると「どこで失敗したのか」が分かりやすく、初心者にとってはよい反面教師になります。

キウイフルーツは生育が旺盛なので、放任するとジャングル状態になりやすい果樹です。冬の休眠期に剪定し、春から夏は誘引と摘芯で枝を整理しておくと、翌年以降の管理がかなり楽になります。

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参考資料

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