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かぼちゃの受粉の仕方|人工授粉の時間・雄花雌花と成功失敗例

かぼちゃの人工授粉(5月下旬) かぼちゃ
かぼちゃの人工授粉(5月下旬)
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かぼちゃの受粉は、雌花が咲いた朝に雄花の花粉を雌花の柱頭へ付ける作業です。ミツバチなどの虫が自然に受粉してくれることもありますが、家庭菜園では株数が少なかったり、雨や低温で虫が少なかったりするため、人工授粉をした方が着果を確認しやすくなります。

このページでは、5月下旬に行った人工授粉の実例と、受粉が成功したかぼちゃ、受粉に失敗したかぼちゃの写真を使って、初心者でも判断しやすいように整理します。

かぼちゃの受粉で先に見るポイント

見るところ確認すること作業の目安
雌花花の下に小さな実のふくらみがある当日咲いた花を朝のうちに受粉する
雄花花の下にふくらみがなく、花粉が出ている花びらを取って、おしべを雌花に当てる
時間帯花がしっかり開いているか早朝〜遅くとも午前中に済ませる
受粉後雌花の下の子房が大きくなるか数日後に肥大すれば成功の可能性が高い
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雄花の花粉を雌花につける

「かぼちゃ」の花が咲いてきたら、「雄花」の花粉を「雌花」につける受粉作業を行います。通常は放っておいてもミツバチなどが受粉してくれることがありますが、ミツバチがたくさんいる地域ばかりではありません。確実に実を付けたい場合は、手作業で受粉した方が安心です。

作業は、雄花の花粉が付いている先の部分、おしべを使います。雄花を摘み取り、花びらを取り除いておしべを出し、雌花の中心にある柱頭へ軽くなぞるように花粉を付けます。綿棒を使う場合は、雄花の花粉を綿棒に擦り付けてから、雌花の柱頭にやさしく付けます。

以前の本文では「同じ株では受粉できない」としていましたが、栽培資料では、雄花が足りない場合に別株の雄花を使うとよい、複数株あると有効、という説明が多く見られます。家庭菜園では、同じ日に咲いた元気な雄花を使い、別株の雄花があればそちらも候補にする、という考え方が現実的です。

5月下旬にかぼちゃの雄花の花粉を雌花につける人工授粉
かぼちゃの人工授粉(5月下旬)
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人工授粉は朝のうちに行う

かぼちゃの人工授粉は、花が開いている朝のうちに行います。タキイネット通販では、早朝ほど着果がよく、遅くとも午前10時までに済ませると説明されています。サカタのタネの苗ページでも、夜明けから午前10時ごろまでに雄花の花粉を雌花の柱頭に付けるとされています。

雨の日は花粉が湿りやすく、虫の動きも少なくなります。晴れた日の朝、当日咲いた花を見つけたら、その場で受粉しておくと失敗を減らしやすくなります。受粉した日をラベルやメモで残しておくと、後で収穫時期を考えるときにも役立ちます。

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受粉が成功したかぼちゃ

受粉に成功して子房が大きくなり始めたかぼちゃ
かぼちゃの受粉成功

「かぼちゃ」の受粉が成功すると、雌花の下にある玉の部分、つまり子房が肥大し始めます。自然界ではミツバチが受粉作業をしてくれますが、気温が低いと虫が飛びにくく、雌花と雄花の開花タイミングが微妙にずれることもあります。そのため、自然受粉だけでは十分でない場合に人工授粉を行います。

受粉が成功して数日経つと、雌花はしぼんで落ち、下の玉が少しずつ大きくなり始めます。品種や栽培条件にもよりますが、一般的には受粉後30日から50日程度が収穫時期の目安として紹介されています。早採りせず、ヘタのコルク化などもあわせて確認します。

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受粉が失敗したかぼちゃ

受粉に失敗して茶色くしぼんだかぼちゃの子房
受粉に失敗したかぼちゃ

受粉が成功する一方で、もちろん失敗してしまうものもあります。雌花が咲いている時間は短く、開花のタイミングを逃してしまうと受粉ができなくなります。受粉できなかった場合、雌花の下の「かぼちゃ」の玉となる子房は大きくなりません。

写真のように、葉や茎は鮮やかな緑で元気に見えても、子房だけが茶色く変色し、つやがなくなってしぼむことがあります。こうなると、その実を大きくするのは難しいため、次に咲く雌花で改めて受粉を狙います。すべての受粉を成功させるのは難しいので、咲いた雌花を見つけた朝に、できるだけこまめに作業するのが現実的です。

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かぼちゃを受粉しないとどうなる?

受粉しない場合、雌花の下に小さな実のようなふくらみがあっても、そのまま大きくならずに黄色や茶色に変わって落ちることがあります。これは株全体が枯れたわけではなく、その雌花の実が育たなかった状態です。

次に雌花が咲いたときに雄花も咲いていれば、また人工授粉できます。雄花がない場合は、その日は無理に作業せず、翌日以降に雄花と雌花がそろうタイミングを待ちます。株数が少ないとタイミングが合いにくいことがあるため、複数株育てると受粉用の雄花を確保しやすくなります。

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