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白菜の苗が虫食いで茎だけに|植え替えと日除け撤去の実例

虫に食われた白菜の苗①(9月中旬) はくさい
虫に食われた白菜の苗①(9月中旬)
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白菜の苗が植え付け直後に虫食いで茎だけのようになった場合は、まず株の中心から新しい葉が出てくる「成長点」が残っているかを確認します。外葉が少し食べられただけなら防虫しながら様子を見る余地がありますが、中心まで食べられている苗はその後の生育が弱くなりやすいため、予備苗があれば早めに植え替えた方が安全です。

この記事では、9月中旬に白菜の苗を植え付けたあと、虫食い被害が出た苗をセルトレイに残っていた予備苗へ植え替えた実例と、日除けに使っていた除草シートを撤去した判断をまとめます。家庭菜園では、植え付け直後の数日が小さな苗にとってかなり厳しい時期になります。

白菜の苗が虫食いになったら見るポイント

白菜はアブラナ科の野菜なので、苗の時期から虫に食べられやすい野菜です。特に植え付け直後の小さな苗は葉の枚数が少ないため、少し食べられただけでも被害が大きく見えます。

初心者の方は、葉の穴の数だけで判断するより、株の中心が残っているかを見ると判断しやすくなります。成長点とは、これから新しい葉が出てくる中心部分のことです。

苗の状態判断の目安次の対応
外側の葉に小さな穴がある中心の新芽が残っている防虫して様子を見る
葉が大きく欠けている中心は残っているが株が弱い虫を探し、防虫ネットや不織布で保護する
茎だけに近い中心まで食べられている可能性がある予備苗があれば植え替える
同じ植穴の苗がまとめて食べられた周辺に虫が残っている可能性がある植え替え前に土・葉裏・囲いの内側を確認する

写真だけで原因の虫を断定することはできませんが、白菜のようなアブラナ科野菜では、アオムシ、コナガ、ヨトウムシ類、ハイマダラノメイガなど、若い葉や中心部を食べる害虫に注意が必要です。農薬を使う場合は、必ず現在の登録内容とラベルを確認して使用します。

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9月中旬、虫食い苗を予備苗に植え替えた

「はくさい」の苗の植え付けから数日経ちましたが、やはり虫食いの被害にあってしまいました。不織布や防虫ネットをしていなかったので、幼苗の葉が食べられて茎だけのようになってしまいました。

1つの植穴に3株ほどの苗を植え付けましたが、全ての苗が被害を受けている箇所もあり、早速まだセルトレイに残っている苗と植え替えしました。被害が軽い苗を無理に残すより、予備苗があるうちに入れ替えた方が、その後の生育を立て直しやすいと判断しました。

虫に食われた白菜の苗①(9月中旬)
虫に食われた白菜の苗①(9月中旬)

上の写真では、マルチの植穴に4株植え付けてありますが、右上の株は葉が食われています。まだ小さい苗なので、葉を失うと回復に使える力も少なくなります。

虫に食われた白菜の苗②(9月中旬)
虫に食われた白菜の苗②(9月中旬)

2番目の写真の肥料袋で囲った畝でも、同じく右上の苗がほぼ跡形もなく食べられています。袋で囲ってあるので大丈夫かと思いましたが、植え付け時に中に虫がいたのか、下のわずかな隙間から侵入したのかもしれません。

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防虫ネットは「被害が出る前」に張るのが基本

白菜の苗は、植え付け後に防虫するより、種まき直後や植え付け直後から防虫ネットや不織布で覆う方が被害を抑えやすくなります。ネットを張っても、裾に隙間があると虫が入り込むことがあるため、四方を土や重しで押さえることが大切です。

  • 植え付け前に、苗の葉裏や株元に虫がいないか見る
  • 防虫ネットや不織布は、苗を植えたらすぐに掛ける
  • ネットの裾を土や石で押さえ、地面との隙間を減らす
  • 被害苗を見つけたら、周囲の苗と土の表面も確認する

今回のように肥料袋で囲っても、上や下に隙間があれば完全な防虫にはなりません。風よけや簡単な日除けには役立ちますが、虫食い対策としてはネットで広く覆う方が確実です。

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日除けに使った除草シートを撤去した

苗の植え付けから数日が経ち、今日明日位は曇り空との天気予報なので、除草シートを撤去する事にしました。先日、植え付け時にあまりに日差しが強かったので、日除けのために除草シートを設置しました。

雲一つない快晴の下では、まだ小さい苗があっという間に干からびてしまうため、苗が定着するまで日除けをする必要があると判断したのです。苗が定着することを「活着」といい、植え付けた苗が根を伸ばして自力で水を吸えるようになる状態を指します。

白菜の幼苗①(9月中旬)
白菜の幼苗①(9月中旬)
白菜の幼苗②(9月中旬)
白菜の幼苗②(9月中旬)

できれば苗の植え付けは、天気予報を確認して数日位曇りや雨の天気が続く時に行う方が安心です。ただし自然の事ですから、なかなか都合よくはいきません。あまり植え付けが遅れると生育が遅れてしまいますから、こうした工夫が必要になります。

不織布や防虫シートがある方は、それらを活用すれば日除けにもなります。今回は手元にある除草シートで代用しましたが、風通しや蒸れを考えると、長く掛けっぱなしにするより、天気と苗の状態を見て外す方が扱いやすいと感じました。

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セルトレイ苗は小さいほど植え付け後に弱りやすい

しかしながら、直播きで育てた苗に比べてトレイで育てた苗は本当に貧弱です。セルトレイの小さな穴で種まきしたので仕方ありませんが、それから大きい穴のポットで育てる間もなくそのまま植え付けました。

もっと早く苗づくりをしていれば、じっくりと大きな苗を育てる事ができたと思います。ただ、これ以上時間をかけると育成が間に合わなくなって、「はくさい」が結球する前に冬になってしまいます。11月、12月の寒い時期になればもう株の成長も止まってしまいますので、それまでにいかに大きくすることができるかが勝負です。

今回の状態気づいたこと次に改善したいこと
小さなセルトレイ苗をそのまま植えた植え付け後の虫食い・乾燥に弱い可能なら少し大きなポットで育苗する
防虫ネットなしで植え付けた数日で葉を食べられた植え付け直後からネットで覆う
強い日差しの中で植え付けた活着前の苗が乾きやすい曇り前に植えるか、不織布で日除けする
予備苗が残っていた被害苗を早めに入れ替えられた少し多めに苗を用意しておく
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この実例から分かること

白菜の苗は、植え付けたら終わりではなく、最初の数日で「虫」「乾燥」「日差し」の影響を強く受けます。特に小さな苗を使う場合は、植え付け直後から守る準備をしておくと失敗を減らせます。

  • 虫食い苗は、中心の成長点が残っているかを見る
  • 茎だけに近い苗は、予備苗があれば早めに植え替える
  • 肥料袋の囲いだけでは、防虫としては不十分な場合がある
  • 防虫ネットや不織布は、裾の隙間をふさいで使う
  • 強い日差しの時は、活着まで日除けも考える

いきなり過酷な環境に置かれた小さな苗ですが、ここから無事に成長できるかが楽しみです。白菜は寒くなる前に外葉をしっかり育てる必要があるので、植え替え後は防虫と乾燥対策をしながら、できるだけ早く株を立て直していきます。

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