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ピーマンの実が小さい・大きくならない原因|肥料不足と枝葉の混み合いを実例で解説

実が小さいピーマン(7月中旬) ピーマン
実が小さいピーマン(7月中旬)
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ピーマンの実が小さい、なかなか大きくならないときは、まず「肥料不足」「水切れ」「枝葉の混み合い」「暑さによる草勢低下」を順に確認します。今回の畑では、7月中旬に実はたくさん付いているのに収穫サイズまで太らず、枝葉が込み合い、梅雨明け後の乾燥と、植え付けから約2か月追肥していなかったことが気になりました。

花も実も少ない場合は「実がならない」問題ですが、この実例のように実は付いているのに小さい場合は、株の力が果実の肥大まで回っていない可能性があります。原因をひとつに決めつけず、見える状態から切り分けるのが安全です。

ピーマンの実が小さいときに先に見るところ

見るところ考えられる原因まずすること
実は付くが大きくならない追肥遅れ、乾燥、着果負担土の乾きと葉色を見て、追肥と水やりを検討する
葉が茂りすぎて株の中が暗い枝葉の混み合い、風通し不足弱い枝や内側の混んだ枝を少し整理する
花が落ちて実が付かない高温・低温、草勢低下、日照不足など水切れや肥料切れを直し、無理に実を全部太らせない
土がカラカラで日中しおれる梅雨明け後の高温乾燥朝か夕方にたっぷり水を与え、乾燥を防ぐ
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7月中旬、ピーマンの実が小さい

順調に生育してきた「ピーマン」ですが、なぜか実が十分に大きくなりません。昨年はもっと大きな実が取れたと思うのですが、今年は小さいままです。鈴なりとまではいきませんが、一応実はたくさん付いています。それでも、収穫できるサイズにはなかなかなってくれません。

この時点で気になったのは、肥料袋で囲いをしなかったこと、枝葉が込みすぎていること、梅雨明け後の乾燥、そして追肥不足です。株は大きく育っているため、今から囲いをしてもあまり意味はなさそうです。では、どこに原因がありそうなのでしょうか。

7月中旬に小さいままのピーマンの実
実が小さいピーマン(7月中旬)
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単なる時期の問題か

実があまり成長しないのは、単なる時期の問題なのでしょうか。今年は梅雨が7月上旬に明け、例年より早めだと思われます。これから夏本番になって暑くなれば、実も大きくなるのかもしれません。

ただ、ピーマンは高温期の野菜とはいえ、暑ければ暑いほどよいわけではありません。サカタのタネのFAQでは、開花期の極端な高温や低温、肥料不足、日照不足、乾燥などで草勢が弱いと、実付きに影響することがあると説明されています。今回も梅雨明け後、日中35℃近くまで上がる猛暑が続いていたため、暑さと乾燥の影響は無視できません。

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枝葉が込みすぎているのか

7月中旬のピーマンの株
ピーマンの株①(7月中旬)
枝葉が込み合った7月中旬のピーマンの株
枝葉が込み過ぎたピーマンの株(7月中旬)

時期の問題でなければ、枝葉が密集しすぎて日当たりや風通しが悪いことも影響しているのかもしれません。「ピーマン」は「トマト」と違い、1番花の下のわき芽のみを摘み取り、あとは放任気味で育てていました。

放任でもすぐに失敗するわけではありませんが、写真を見ると枝葉がかなり混み合っています。株の内側まで光が入りにくく、風通しも悪くなるため、弱い枝や内側に向かう枝を少し整理した方がよいかもしれません。タキイ種苗の栽培マニュアルでも、露地栽培ではふところの無効枝や徒長枝を早めに間引き、受光態勢をよくする考え方が紹介されています。

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梅雨明けで乾燥気味か

実が小さいのは、水不足も関係しているかもしれません。梅雨が7月上旬に明けて以来、ここ1週間ばかり猛暑が続き、まったく雨が降っていません。連日35℃にも及ぶ高温で、畑はカラカラの状態です。

ピーマンが高温で育つ野菜といっても、水が不足していれば実は太りにくくなります。タキイ種苗の家庭菜園情報でも、梅雨明け前にわらや干し草を敷き、乾燥期には十分に水やりして高温と乾燥を防ぐことが紹介されています。今回のように畑が乾いている場合は、まず朝か夕方にしっかり水を与えて、土の乾きすぎを戻したいところです。

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最大の原因は肥料不足か

時期や過密も影響しているのかもしれませんが、一番気になるのは「肥料不足」です。苗の植え付けから既に2か月ほど経ちますが、その間まったく肥料を与えていません。元肥はしっかり施しましたが、これだけ株が成長してくると、肥料が不足してくるのかもしれません。

ピーマンは収穫期間が長いため、元肥だけで最後まで育てるより、生育を見ながら追肥する方が管理しやすい野菜です。タキイ種苗のマニュアルでは、追肥が遅れると草勢が低下し、側枝の伸びや果実の肥大が鈍くなると説明されています。すぐに効かせたい場合は液肥、長く効かせたい場合は緩効性肥料など、畑の状態に合わせて選びます。

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この実例で次にする作業

  • 朝か夕方にたっぷり水やりし、梅雨明け後の乾燥を戻す
  • 株元や畝の状態を見て、追肥を行う
  • 枝葉が込み合う部分は、弱い枝や内側の枝を少し整理する
  • すべての実を大きくしようとせず、株が弱っているときは早めに収穫する

葉色が薄くなってから慌てるより、実が付いて収穫が続き始めるころから、株の勢いを見て早めに手を入れる方がよさそうです。ただし、肥料を一度に多く入れすぎると別の不調につながることもあるため、少しずつ様子を見ながら管理します。

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参考にした資料

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コメント

  1. 山田 より:

    横浜で、ピーマンをバルコニー栽培で育てています。
    横浜の最近の日中の平均気温は40度前後です。

    同じく、去年に比べてピーマンが小粒で、
    大きく育ちません。。

    このブログを見て、他の方々もそうなのだろうかと思いました。
    やはり温度が原因ではないでしょうか。

    • 野菜じーさん より:

      私も横浜でベランダ栽培してますが大きすぎるくらいのピーマンがどんどん収穫してますよ。高温だけの問題じゃなく害虫被害だと思います。野菜は肥料や光合成など大事ですが一番は害虫だと思ってるくらい害虫退治してます。

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