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梅は何科の果樹?家庭菜園の梅の収穫と自家製梅酒の作り方

果樹
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梅は、バラ科サクラ属に分類される果樹です。野菜ではなく、木になる果実を利用する果物・果樹として扱うと分かりやすいです。この菜園にある梅の木も品種は正直分かりませんが、少なくとも20年以上は経っていると思われる木で、毎年のように実をつけます。

この記事では、家庭菜園にある梅の木の実を収穫し、自家製の梅酒を仕込んだときの記録を、初心者にも追いやすい順番で整理します。青梅はそのまま食べず、梅酒づくりは日本国内では酒税法上の条件も関係するため、作る前に注意点を確認しておきます。

梅はバラ科サクラ属の果樹

家庭菜園に植わっている梅の木
家庭菜園に植わっている梅の木

梅はバラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実を指します。農研機構の品種情報でも、ウメは「うめ種(Prunus mume Siebold & Zucc.)」として果樹に分類されています。

梅には多くの品種があり、実を利用する「実梅」と、花を楽しむ「花梅」に分けて考えられます。梅酒や梅干しに使うなら、基本的には実を利用する品種が向いています。ただし、家庭の庭や畑に昔からある梅の木では、品種名まで分からないことも珍しくありません。

確認したいこと見方
梅は何科かバラ科の果樹です。
梅は何属かサクラ属に分類されます。
野菜か果物か家庭菜園では果樹・果物として扱うと分かりやすいです。
品種が分からない場合実の大きさ、収穫時期、用途を見ながら、梅酒・梅干しなどに使えるか判断します。
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梅の実がなるまでには年数がかかる

枝についた梅の実
枝についた梅の実

昔から「桃栗三年柿八年」ということわざがあります。続きには地域差がありますが、梅や柚子などの果樹も、実をつけるまでにはある程度の年月がかかるという意味で語られます。

この菜園の梅の木は、いつ植えられたのか記憶が定かではありません。ただ、少なくとも20年以上は年数が経っていると思います。梅は野菜のように種をまいて数か月で収穫する作物ではなく、長く付き合う果樹です。

実際には、条件がよければ十三年も待たずに実をつけることはあります。それでも、苗木を植えてすぐに収穫できるものではないため、家庭菜園で梅を育てるなら、数年単位で見る気持ちが必要です。

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青梅は生で食べない

梅酒や梅干しは身近ですが、青梅をそのまま食べるのは避けます。農林水産省は、青梅にはシアン化合物という天然毒素が含まれるため、生で食べるのには適していないと説明しています。梅干しや梅酒などへ加工・熟成してから利用します。

とくに子どもがいる家庭では、収穫した青梅や仕込んだ梅酒を手の届く場所に置かないようにします。梅酒はアルコールを含むため、20歳未満は飲めません。

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家庭で梅酒を作る前に確認したいこと

日本国内で家庭用の梅酒を作る場合、国税庁は「消費者が自分で飲むため」に、アルコール分20度以上で酒税が課税済みの酒類へ梅などを混和する場合は、例外的に製造行為としないと説明しています。作った梅酒を販売することはできません。

そのため、家庭で作る場合でも、焼酎やホワイトリカーなどの度数、使う材料、販売しないことを確認してから仕込みます。一般的な梅酒用のホワイトリカーは35度のものが多く、長期熟成にも使いやすいです。

項目家庭で確認すること
目的自分や家庭で楽しむために作る。販売はしない。
酒類アルコール分20度以上で、酒税が課税済みのものを使う。
材料梅、氷砂糖、ホワイトリカーなど、一般的な果実酒材料を使う。
保管冷暗所で保管し、子どもの手が届かない場所に置く。
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家庭菜園の梅を収穫して梅酒に使う

収穫した梅の実を入れた育苗トレイ
収穫した梅の実
梅の実を水洗いする前の様子
収穫した梅をまとめて洗う準備
水洗いした梅の実
水洗いした梅の実

せっかく家庭菜園に梅の木があるので、今回は梅酒を作ることにしました。梅干しにも挑戦したいところですが、塩加減や干す管理が難しそうだったため、このときは材料をそろえれば比較的始めやすい梅酒を選びました。

まずは梅の実を収穫します。梅の木をきちんと剪定していれば手の届く範囲で収穫しやすいのですが、この菜園の梅の木はほぼ放任状態でした。そのため、脚立を使わなければとても収穫できない状態でした。

剪定については別の機会に整理するとして、このときはできる限りの梅の実を収穫しました。高い位置の実を取る場合は、無理に腕を伸ばさず、脚立を安定させて作業します。届かない実を追いすぎると危険なので、家庭菜園では安全優先で十分です。

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梅酒作りの下準備

収穫した梅の実は、きれいに洗ってから水気を取ります。この菜園では、底が網目状になっている育苗トレイに梅の実を入れ、ホースで水をかけて一気に洗浄しました。隅から隅まで汚れを落としたら、ざるに移します。

ざるに移した洗浄後の梅の実
洗った梅をざるに移す
布巾で梅の実の水気を取る様子
梅の水気を一つずつ拭き取る
梅酒用に選別した梅の実
梅酒用に選別した梅の実

水気が残ると傷みや濁りの原因になりやすいので、きれいな布巾やタオルで一つずつ丁寧に拭きます。その際に、つまようじや竹串などでヘタを取り除きます。傷のあるものや虫食いの穴があるものは、梅酒が濁ったり味が落ちたりする原因になるため、取り除きます。

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梅酒の材料と仕込み方

梅酒に使う基本の材料は、梅の実、氷砂糖、ホワイトリカーです。一般的には、梅1kgに対してホワイトリカー1.8リットル、氷砂糖は好みで500g〜1kg程度が目安になります。甘さを控えたい場合は氷砂糖を少なめにします。

材料目安補足
梅の実約1kg新鮮で傷の少ないものを選びます。
氷砂糖500g〜1kg程度甘さの好みで調整します。
ホワイトリカー1.8リットル35度のものが一般的です。
保存瓶4リットル前後消毒してよく乾かしてから使います。

瓶に梅を一段敷き詰め、その上に氷砂糖をのせます。梅が隠れるくらいになったら、また梅を入れ、氷砂糖を重ねます。これを数段繰り返したら、ホワイトリカーを静かに注ぎ、ふたをして冷暗所に置きます。

仕込んだ梅酒は、少なくとも3か月ほど寝かせると飲み頃に近づきます。期間が長いほど熟成が進むため、半年から1年ほど待てるなら、より落ち着いた味になります。瓶には仕込んだ日付を書いておくと、待つ期間を確認しやすくなります。

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6月上旬に仕込んだ梅酒の途中経過

冷暗所から取り出した仕込み途中の梅酒瓶
仕込み途中の梅酒
色がつき始めた自家製梅酒
ホワイトリカーに梅の色が移り始めた様子
梅酒瓶の中の梅の実と氷砂糖
瓶の中の梅の実と氷砂糖

6月上旬に梅酒を仕込んでから2か月弱が経ちました。冷暗所に置いておくとのことだったので、台所の床下の物置に保管していました。久々に瓶を取り出してみると、無色透明だったホワイトリカーに、だいぶ梅の色がついてきたようです。

さすがにまだ早いと思うので、この時点では味見をせず、少なくとも3か月経つまでは我慢することにしました。梅酒は3か月といわず、半年、1年と長く漬けた方がおいしいともいわれます。ただ、ここまで色が変わってくると、解禁の日が楽しみになります。

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参考資料

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