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スイカは雨で傷む?長雨でつると葉が溶けた7月の実例

連日の雨で蔓が傷んだすいか①(7月7日 すいか
連日の雨で蔓が傷んだすいか①(7月7日)
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スイカは日当たりと水はけのよい場所を好む野菜です。多少の雨ですぐに駄目になるわけではありませんが、梅雨時期に強い雨が何日も続くと、つるや葉が傷み、実が腐ったり、病気が広がったりすることがあります。

この菜園では、7月に入ってから7日連続で雨が続き、スイカのつるや葉が茶色く変色して溶けるように傷み始めました。原因を一つに断定することはできませんが、長雨、過湿、泥はね、低温気味の天候が重なった可能性があります。

連日の雨でスイカに出やすい変化

雨が多いときに見る場所は、実だけではありません。株元、つる、葉、地面に接している実を順番に確認します。とくに、つるが茶色くなって軟らかい、葉がしおれて溶けるように傷む、小さな実が茶色く変色する、といった変化があれば注意が必要です。

見る場所確認したい状態初心者向けの判断
つる茶色く変色して軟らかい、途中から枯れる長雨や病害の影響を疑い、広がり方を見る
葉の縁や葉脈付近が褐色になり、溶けるように傷む傷んだ葉だけか、株全体かを確認する
小さな実茶色くなり、肥大が止まっている回復は期待しにくいので、周囲の実も確認する
大きくなった実地面との接地面、ひび割れ、軟化がないか収穫時期が近い実は、雨後の割れにも注意する

病気かどうかは写真だけでは決められません。スイカでは、つる枯病や炭そ病など、雨が多い時期に問題になりやすい病気もあります。葉やつるに病斑が広がる場合は、病名を決めつけず、症状の出方を確認して対応を考えます。

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7日連続の雨で、つると葉が傷み始めた

7月に入ってから毎日雨が降り、一日として降らない日はありませんでした。梅雨の時期といえば雨はつきものですが、一日も晴れることがない状態です。梅雨前線が日本列島全体に停滞していて、これで7日連続の雨でした。

この菜園では、なす、ピーマン、じゃがいも、さつまいも、さといもなども栽培していましたが、連日の雨で被害が一番出ているのはスイカではないかと感じました。3日前くらいまではまだ何ともなかったのですが、4日目、5日目と雨が続くうちに、スイカの栽培区画で異変が出始めました。

株の周りを中心に、つるが茶色く変色し、葉やつるが少しずつ傷んで溶けているような状態です。普通の雨ならすぐ問題になるとは限りませんが、このときは大雨警報が出るほどの雨量で、スイカが長い時間雨に打たれ続けていました。

7月7日に連日の雨でつるが傷んだスイカ
連日の雨で蔓が傷んだすいか①(7月7日)
7月7日に雨で傷みが出たスイカのつると葉
連日の雨で蔓が傷んだすいか②(7月7日)
長雨で茶色く傷み始めたスイカのつる
連日の雨で蔓が傷んだすいか③(7月7日)
連日の雨で傷んだスイカの株元付近
連日の雨で蔓が傷んだすいか④(7月7日)
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小さな実は傷み、大きな実はまだ様子見

7月7日に生育中だったスイカの玉
生育中のすいかの玉(7月7日)

連日の雨で被害が発生していますが、すべての実が駄目になったわけではありません。栽培区画には全部で何玉のスイカが生育しているのかはっきりとは分かりませんが、少なくとも20玉以上はあると思います。

その一方で、雨で小さな玉が茶色く傷んでいるのも見つけました。まだ数センチほどの直径だったため、このまま大きくなるのは難しそうです。ただし、被害を受けていない玉もあり、一番大きなものは直径15cmほどありました。順調にいけば、収穫まではあと2〜3週間というところです。

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雨が続くときにできる対策

雨が降り始めてからできることは限られますが、被害を広げないために確認できることはあります。無理に株を動かすより、まず水がたまっていないか、実が直接ぬれ続けていないか、つるが泥はねを受けていないかを見ます。

  • 畝の周囲に水がたまっている場合は、流れ道を作って排水する
  • 実の下に敷きわらやマットを置き、土と直接触れにくくする
  • 傷んだ小さな実は無理に残さず、株の負担を減らす
  • 病斑が広がる場合は、病気の可能性を疑い、症状を記録する
  • 次回は高畝、マルチ、敷きわら、簡易雨よけを早めに検討する

雨よけは、受粉時の花粉をぬらさない目的や、株元の過湿を減らす目的で役立つ場合があります。ただし、風で飛ばされる、内部が蒸れる、作業しにくいといった面もあるため、設置するなら風対策と換気も考える必要があります。

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収穫時期は日数と積算温度で見る

スイカの収穫時期は、大玉で受粉から約40日前後が一つの目安です。ほかに、積算温度という考え方もあります。積算温度とは、一日ごとの平均気温を足していき、一定の温度に達したら収穫時期の目安にする方法です。

たとえば平均気温が25度なら、40日で1000度に達します。ただ、このときのように雨で涼しい日が続くと、同じ日数でも積算温度は進みにくくなります。見た目だけで急いで収穫せず、受粉日、巻きひげの枯れ具合、果実の状態を合わせて見るのが安心です。

まずは雨が止み、梅雨が明けてくれることを願うしかありません。長雨の被害はすぐに結果が出るものもあれば、数日後に葉や実へ広がるものもあります。雨が上がったら、傷んだ部分と残せる実を分けて確認したいところです。

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