種芋の購入と品種選び
2月、ホームセンターで「男爵」「きたあかり」「メークイン」の種芋をそれぞれ1kgずつ購入しました。初めてのじゃがいも栽培ということもあり、定番で育てやすい品種から選んでみました。
どれも人気品種ですが、食味や形が違うため、比べてみる楽しみもあります。同じ品種ばかり育てても飽きてしまいそうだったので、品種を分けてみました。
種芋の切り方と草木灰処理
購入した種芋は、そのまま1個植えてもよいのですが、できるだけ効率よく栽培したかったので、大きさに応じて2〜4つに切り分けました。
切った後は、切り口に「草木灰」をつけて防腐処理。この一手間で腐敗を防ぐだけでなく、リン酸分も補えるので一石二鳥です。
植え付けと肥料
鍬で深さ25cmほどの溝を掘り、種芋を30cm間隔で並べて植え付けます。切り口が下になるように配置し、化成肥料と堆肥を元肥として施しました。
芋に肥料が直接触れないように注意しながら、すべて並べ終えたら土を戻して、軽く踏み固めて完了です。
芽かき・追肥・土寄せ
発芽後、芽がある程度伸びたタイミングで「芽かき」を実施。成長の良い芽を2本残して、他は思い切って摘み取りました。
その後、株の周囲に追肥(化成肥料)をまき、しっかりと土寄せを行いました。じゃがいもは土寄せをしておかないと、芋が地表に出て日光で緑化してしまいます。
この作業を数回繰り返し、生育を見守りました。

試し掘りと初収穫!
6月に入った頃、まだ葉が青々としている株もありましたが、枯れ始めた株を数本試しに掘ってみました。すると、皮が柔らかく丸々とした“新じゃが”が!
収穫したばかりのじゃがいもは香りも良く、シンプルに煮ただけでもとても美味しかったです。収穫の喜びを実感した瞬間でした。
収穫の失敗と反省
7月も終盤になってから残していた一部の株を掘ったところ、すでに芽が出てしまっていて食べられない状態に。完全に収穫適期を逃してしまいました。
せっかくのじゃがいもがもったいないことに…。これも良い教訓です。
保存と来年への計画
今年は3kgの種芋で栽培しましたが、新じゃがの時期から少しずつ食べてしまい、保存するほどは残りませんでした。来年は5kgほど植えて、保存分までしっかり確保できるようにしたいと思います。
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